以下は福田内科クリニック副院長 福田克彦先生のfacebookシェアになります。
ワクチン後遺症を提唱し、日本一、コロナ後遺症、ワクチン後遺症の臨床、研究をされている先生です。
ビタミンDも亜鉛も、ガンとも大きく関わります!
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ビタミンDは、ワクチン後遺症に関わるがんや認知症、骨粗鬆症に対する予防や進行抑制効果が報告されており、非活性型(天然型/栄養型)のビタミンDを日光浴や食事から摂取するとともに、腎機能の低下やカルシウム濃度の上昇に注意しながら、日光浴や食事・運動だけでなく、ビタミンKとともにサプリメントでも補うことが大切です。
近年、食事や環境の影響に加えて、各種のワクチン接種やピル(エストロゲンやプロジェステロンが配合された経口避妊薬)によるホルモンバランスの不均衡や、血液中の銅濃度が高値の半面で、亜鉛や鉄欠乏がみられる女性が増えています。
新型コロナの感染症やコロナ後遺症、特にワクチン後遺症においては、健常者にくらべてビタミンD濃度や亜鉛濃度が低く、それらをサプリメントで積極的に摂取することにより、さまざまな感染症やワクチンによる後遺症を予防し、それらの再燃や増悪を防ぐことが当院の調査でわかりました。
12種類のがんを対象とした観察研究のメタアナリシスでは、血清 25-ヒドロキシビタミンD(25OH VitaminD)濃度とがんの罹患率には、逆相関があることが報告されています。亜鉛は活性酸素種の損傷からミトコンドリアを保護して、ピルビン酸輸送や酸化的リン酸化、ATP産生を誘導し、過剰なアポトーシスの誘導を阻止する働きがあります。
がん細胞に対してもビタミンD同様に抗酸化作用や解毒作用によって、化学療法に対する感受性を高めたり、がん細胞のエネルギー産生や細胞の解糖を阻害する作用が報告されています。
T リンパ球の活性化や、B リンパ球を成熟化など、免疫機能にかかわるすべての白血球は、細胞が正常に機能し、健全な遺伝子を活性化させるためにビタミン D を必要としています。ビタミン D レベルとビタミン D 受容体 (VDR) 遺伝子の変異は、COVID-19 の重症度や転帰に大きな影響を与えます。
ビタミンD受容体が欠乏していたり、ビタミンDが白血球における転写遺伝子の活性化がより困難な場合は、病がより重篤になることがあります。
遺伝的にビタミンD 受容体が脆弱な場合は、デルタとオミクロン株によって引き起こされる感染症での予後が悪くなることも報告されています。
また、COVID-19感染症における抗ウイルス薬は、VitaminDレベルが高い患者において有効で、ビタミンDは重症度や死亡率を軽減する効果があることが報告されています。
ビタミンD接種が不十分な場合は、炎症、血管収縮、線維症が進行します。
ビタミン D は肺の炎症や血管収縮、線維症を防いだり、急性呼吸窮迫を予防する効果があります。
C反応性タンパク質(CRP)が過剰に産生されると炎症反応をきたして、動脈硬化が進んだり、血液凝固のリスクが高まります。
ビタミンDを繰り返し摂取すると、肝臓で生成されるCRPの過剰分泌が抑制されることが報告されています(Inflammopharmacology September 2024)。
ワクチンに関連したターボ癌だけでなく、すべての癌種の白血球機能の回復など、標準治療の副作用軽減や免疫力増強において、ビタミン D はビタミンC摂取とともに不可欠です。
活性型ビタミン D が急性期に及ぼす重要性についてはあまり認知されていませんが、重症感染症および敗血症においては、活性型ビタミンⅮの積極的な投与も推奨されています。
(井上正康先生との共著:ワクチン後遺症に悩む患者と治療法を模索する主治医のためのGPS的羅針盤より引用)
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一般の方の非活性型ビタミンD3の経口摂取は、2,000-5,000IU/日程度で十分ですが
(日本の市販品は1000IU程度で低用量な割に高価!)
認知症、ターボ癌などでの担癌患者や重篤・難渋されているワクチン後遺症などにおいては、50,000IU/日程度の摂取をお勧めしています。
(その際、カルシウムの血管内皮への沈着を防ぐ意味でもビタミンK2を併用することと、腎機能をモニタリングすることも大切です。)
現在当院では、コロナ禍以前からの、6千人以上の住民および、コロナ感染症・コロナ後遺症・ワクチン後遺症の臨床データを、今後10年以上にわたってコフォート(前むき)調査していく予定です。
https://x.com/eitchan/status/1987658580510888065?s=20
