久しぶりの更新です。
ゲノム生物学専門の服部正平先生(東大名誉教授)による、FMT(便微生物移植)のお話。
便移植は日本ではなかなかメジャーにならないけれど興味深いし、つい見てしまう。
腸内細菌の乱れが病気の原因になるのか、
それともまずは病気があって腸内細菌が乱れるのか?については、
先生によると前者らしい。
先生によると前者らしい。
クロストリジウム・ディフィシル感染症の人の例では、
抗生剤は効かないのにFMTによる症状改善率は約70%~90%とも。
鬱などにも効果的という話は以前からあるけれど、
実際には便移植も治る病気、治らない病気があるそうだし、
重篤なものは何度も移植する必要があるとも。
便移植で、
肥満の腸内細菌が入ったら、ブクブク太り出した例もあるようだけど、
クスリとは違い、ある意味自然な治療法?なんて感じるところも(^^)
もちろんこれからさらにわかって来ることもあるのだろうし、
